2022年1月中旬、また筆者お気に入りの丹沢塔ノ岳へ行ってきました。
行程は以前紹介した菩提峠駐車場からのピストンです。
冬登山の服装が知りたい!
実際にメリノウールのレイヤリングってどうなの?
といった方におすすめの記事となっています。
今回は以前の記事を参考にレイヤリングを行ってみました。
簡単な紹介ですが少しでも参考になれば幸いです。
当日の天候
天気は快晴。午前中は良い天気でした。
お昼過ぎから雲が増え、少しだけ雪がぱらつきました。
山頂の気温は-4℃でした。
風がほとんど無かったです。風速1mで体感温度が1℃下がると言われています。強い風が吹くとその分体感温度が下がります。
今回は天候に恵まれました。
登山時の服装
登山時、休憩時、下山時に分けて説明していきます。
登山時
冬の登山では汗冷え対策がとても重要です。寒いからと言って着こんでしまうと汗を大量にかいてしまい、体力の消耗と、汗冷えにつながります。筆者は登山開始時は多少寒い位の服装を目安にしています。
今回は以下の服装で登りを開始しました。
上半身は3枚です。
ドライインナー | アクリマ ウールネット |
インナーレイヤー | アイスブレーカー 150ゾーン |
ミッドレイヤー | ゴールドウイン ウールグリッド |
下半身は2枚です。
インナーレイヤー | ゴールドウイン ウールグリッド |
アウターレイヤー | ゴールドウイン ライトウーブンパンツ |
小物類
ソックス | フィッツ ライトハイカークオーター |
ネックウォーマー | スマートウール メリノ250ネックゲイター |
手袋 | アイスブレーカー オアシスグローブライナー |
靴 | アルトラ オリンパス4 |
気温の割には薄着だと思いますが、登山を開始すると寒さは感じませんでした。
結果、そのまま塔ノ岳頂上までアウターを着ることなく行動できました。
調節したのはネックウォーマーを付けたり外したり、フードを被ったりといった程度です。
手袋は常時着用していました。
休憩時(昼食時)
先述の通り、山頂の気温は-4℃です。
しかし、太陽が照り付けていること、無風であることで体感温度はそれほど低くありませんでした。
アウター | ファイントラック エバーブレスレグンジャケット |
メリノウールのレイヤリングの上にアウターを着ました。寒ければさらに中間着を足すことも考えましたが、登りで体が温まっていることもプラスに作用し、この服装で30分の休憩を十分快適に過ごすことができました。
3レイヤーです。さらにインナーの下にアクリマのウールネットを着用しています。適切なレイヤリングをしていれば、分厚い保温着が無くても体温をしっかり維持できます。
下山時
山頂から烏尾山荘までは休憩時と同じ服装で下山しました。烏尾山荘で、三ノ塔までの登り返しを考慮し、アウターを脱ぎました。登りの時と同じ服装です。
帰宅時
汚れた靴だけを履き替え、そのまま自宅まで運転して帰りました。
汗をたくさんかいているにも関わらず、さらさらとした快適な感触を維持し、匂いも何も気にならないメリノウールは本当にすごいな。と思いながら帰路につきました。
まとめ
今回は、筆者のお気に入りである冬の塔ノ岳登山における実際の服装を紹介しました。
メリノウールは寒い時期に本当に頼りになる素材です。
特に冬の登山で気温が低い場合、汗冷えは時に命の危険にもなり得る現象なので気を付けたいものです。
これからも季節に応じた実際の服装やレイヤリングを紹介していきたいと思います。