ノルウェー発祥のブランド『ACLIMA』アクリマのウールネット。
近年、登山をする方には愛用者の多いドライアンダーにメリノウールを使用した商品。
抜群の保温性で肌に優しいドライアンダーです。
ドライアンダーが気になっているけど、化繊って匂いがなあ…。
メリノウールの素材のドライアンダーってどうなの?
そんな人にこちらの商品をレビューをしていきたいと思います。
ちなみに私はメリノウールを日常的に愛用して5年目になります。現在は40~50製品程を愛用しています。
仕事からプライベート、街から山まで365日いつでもメリノウールを身に着けています。
商品説明
商品名 ACLIMA(アクリマ) WOOLNET T-SHIRT(ウールネットTシャツ)
型番 101637
サイズ M
色 ジェットブラック
値段 11000円
登山とドライアンダー
こちらの商品は主に登山の時に着用します。特に1日がかりや冬の登山、長時間のトレイルランの時には重宝しています。
ドライアンダーの役割は大まかに、汗を肌から離し、汗冷えを防止するということ。
国内でのシェアはファイントラックとミレーがそのほとんどを占めていると思います。
しかし、口コミを見ていると、長時間の着用はどうやら化繊素材で臭うらしい。
汗冷えには確実に効果あり。しかし臭う。購入を迷いました。
そんな時見つけたのがこのアクリマのウールネットでした。
着心地
メリノウールの柔らかな質感が心地よいアンダーです。
こちらの商品は、メッシュ部分はメリノウール80%、ポリアミド20%。リブ部分はメリノウール96%、ポリウレタン(エラスティン)4%の生地となっています。
メリノウールのメッシュ部と生地の強いリブの部分がとても良く考えられていて、登山のザックを背負った際の耐久性も確保されています。
身体を締め付ける服は好まないのですが、このウールネットはとても柔らかで1日中着ていてストレスになりません。
特に化繊の場合、大抵1日着ると痒みや肌荒れなどが出る敏感肌の筆者でも、肌トラブルは見られませんでした。
本当に臭くならないのか
本当に臭いません。
しかしこれは私の経験上になってしまうので、最長でも10時間程度の山行での感想です。
それでも化繊だと、汗をかいて、乾いて、また汗を…の繰り返しだとヤバい時ありますよね。
この商品は、そんな状況でも大丈夫です。
特に私は、このウールネットの上にメリノウール素材の何かを着用しますので、臭いが気になることが本当に無いです。
保温性抜群!夏注意!
こちらの商品、保温性が抜群です。冬は本当に1枚着るだけで汗処理と保温性、両方の確保が出来ます。
しかし、夏や、気温の高い日は暑いです。暑過ぎます。
筆者の感覚だと、
- 25度以上は着用を勧めません。
- 20度前後だと、時間や天候を考慮して。
- 15度以下で効果を最大限発揮。
のイメージです。
寒い季節にはかなりの頻度で着用しています。
登山はもちろんのこと、冬のスポーツ観戦や外での仕事などの時には1枚着るだけで相当な安心感があります。
お手入れ
通常の洗濯で洗えますが、さすがにめんどくさがりな筆者もこの商品はネットに入れて洗濯しています。
柔らかいネット生地なので、引っ掛かりなどに弱そうだからです。
しかし、1年間使用した感じだと、耐久性は良さそうです。
アクリマの製品はノルウェー軍にも支給されているらしいです。丈夫そうですね。
デザイン・サイズ感
デザインは見ての通り。インナーでの着用のみとなるでしょう。というかインナー以外では考えられません。笑
肩にロゴが入ります。ザックが擦れそうな箇所はリブになっています。
私は178センチ75キロのがっしり体型でMサイズを着用しています。
丈はかなり長いです。伸ばすとお尻もすっぽり隠れてしまう程の長さがあります。
私位の身長の方でも、細身ならSサイズでも十分適正サイズだと思います。
先述しましたが、私はこの上にさらにメリノウールの素材の物を重ね着します。
冬の登山の際は、以前レビューしたこちらを上に着ることが多いです。
汗をかいても汗冷えしにくい。メリノウールが重なった着心地も柔らかくて最高。
比較的気温が高いときは半袖を重ねる時もあります。その場合はこちら。
本当に快適です。おすすめです。
まとめ
今回は、ACLIMA(アクリマ) WOOLNET T-SHIRT(ウールネットTシャツ)を紹介しました。
メリノウールを使用したドライアンダーは寒い季節を中心に本当に頼りになる商品です。
値段は少し張りますが、快適性と安全性を得られると考えればとても良い買い物だったと思っています。
特に、登山時のアンダーウェアに保温性と防臭効果を求める方にはおすすめです。